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釣り好きな人はテトラポットの上で釣りをする事もあると思います。
テトラポットでこれから釣りをしようと思っている方は想像以上に命の危険がありますので、注意すべき事をまとめました。
☟テトラポットについて知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
テトラポットでの釣りが危険な理由

テトラポットでの釣りは様々な危険が伴いますので、釣り初心者の方は以下の内容についてご一読される事をおすすめします。
理由①転落の危険性
テトラポットを移動する際、隙間に落下してしまう事故が頻繁に起きているようです。以下、実際の事故事例を紹介します。
平成15年11月7日 広島 65歳
男性 友人と岸壁上で釣り中に足を滑らせ2.5m下の海中に転落。付近岸壁にいた中学生が飛び込んで確保、15分後に消防署員により救助されたが、病院で死亡を確認。平成15年11月30日 宇和島 37歳
男性 岩場を移動して釣中に、うねりに足をとられて海中に転落。救命胴衣を着用していたため、付近航行中の漁船により救助。全治1週間の怪我。平成16年1月21日 宇和島 53歳
男性 瀬渡し船で単独で磯場に移り、釣り中に誤って海中転落。瀬渡し船が海面で溺死している該人を発見。平成16年1月25日 柳井 71歳
男性 釣り準備中に脳内出血を起こし、海中に転落、死亡。捜索中の家族がテトラポットの間に挟まっている該人を発見。平成16年1月31日 宇和島 19歳男性 父親と釣り中、誤ってテトラポットの間に転落。直ちに父親が救助し、救急車により病院に搬送。全治一ヶ月の怪我。
平成16年3月8日 尾道 28歳男性 港内で魚釣り中に誤って海中に転落。溺れているところを、たまたま通りがかった漁船により救助。
引用:憩いの海
夜釣りする方はテトラポットでの釣りを行わないでください。
また、霧など暗雲が立ち込め視界が悪い時は絶対にテトラポットに近づいてはダメです。
理由は単純で足場が見えない為、落下してしまう可能性が高まります。
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テトラポットの上を移動したり、釣りを行う際は必ず救命胴衣を着用しましょう。
テトラポットの隙間に落下した場合、自力で這い上がってこれないケースも少なくない為、1人でテトラポットに近づく事は絶対に控えましょう。
注意しているつもりでも、落下してしまう事は誰にでも有り得る話です。
未だに落下事故は絶えず頻発している為、細心の注
意を払う事を忘れないようにしましょう。
対策
・ライフジャケットを着用
・滑りにくい靴(スパイク、ゴム底など)を履く
・テトラでの釣りに慣れている人に同行してもらう
・走らない
・濡れたテトラに乗らない
・荒波の際はテトラに乗らない
・視界が悪い場合はテトラに乗らない
・夜はテトラに乗らない
理由②絶対に慢心しない
これは基本的な考え方です。
慣れてくると慢心が生じてしまいますが、テトラ釣りは命の危険と常に隣り合わせですので危険だという意識を持ち続けてください。
事故が起こる根本的な原因は慢心です。
大丈夫という気持ちでテトラの上を移動すると必ず事故につながりますので意識を忘れないようにしましょう。
まとめ
テトラポットでの釣りが危険な理由は以下です。
①落下の可能性
②慢心
常に最悪の自体を想定した行動ができるように、準備万端の状態でテトラポットでの釣りを楽しみましょう!
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